クレジットカード

学資保険を途中で解約時の返金

学資保険を積み立てていても、何らかの理由で契約の途中で積み立てをやめて、解約しなければならないこともありえます。
そのような場合にそれまで積み立ててきた掛け金は戻ってくるのでしょうか。
学資保険はいわゆる掛け捨ての保険ではなく、将来の学費として積み立てていくものですから、解約することでお金は戻ってきます。
この際のお金を解約返戻金といいます。
ただし、解約返戻金の額は、これまで支払ってきた保険料よりも少なくなることが一般的です(具体的にどの程度の解約返戻金があるかは保険会社ごと、契約ごとによって異なってくるので、最終的には保険会社へ問い合せて確認することが必要となります)。

このようにして学資保険の解約の際には一定限度でこれまで掛け金は返ってくることとなります。
いくつか注意したいポイントとしては、まず、解約にあたって他の保険で掛け捨てのもの(養老保険など)にも加入している場合には、解約返戻金の額が少ないように感じてしまいがちになります。
しかし、解約返戻金の対象となるのは学資保険などの掛け捨てではない保険に限ります。
そのため、意外と解約返戻金が少ないと感じても、その額は基本的に妥当であることが多いということには注意したいポイントです。
解約すると掛け金を正しく返してもらえないのではないかと疑心暗鬼になったりしてしまい、解約を躊躇するなどないようにしたいと言えます。

もちろん、保険会社の方で勘違いをしてしまう場合も当然あります。
解約返戻金の額が意外にも少ないと感じた場合には、冷静にその旨を問い合わせることが大切です。

次に解約以外に貸し付けを受けるという方法を検討することもポイントです。
学資保険は解約した後に、契約に再加入などをすると契約期間は「いちから」計算し直しとなります。
学資保険の契約期間は10年程度になるため、一度解約してしまうと同じ条件に戻すことがかなり難しくなります。
そこで、一時的な資金のやりくりのために解約をされるのであれば、契約の機関によって利用することができる貸付の制度を利用してやりくりを検討されるのもひとつの方法です。

Copyright(C) 2013 子供のために必要な保険 All Rights Reserved.