私たちが日々生活していく中では、「いつ何が起きるか」わからないものです。
昔から「一寸先は闇」と言われる言葉があるように、次の瞬間に私たちには何が起きるかわかりません。
このような将来の不安定性に備えて、生命保険などの保険商品がありますが、生命保険は「病気や事故などがあったら時の備え」という非常に後ろ向きな商品と言えます。

これに比較して学資保険（子ども保険）は「将来の子の進学のために貯蓄をする」という意味で前向きな商品ということができます。
子供は無限の可能性を秘めていますから、その可能性を開花させる際に「先立つものがない」という理由で才能を潰してしまわないためにも学資保険は是非利用したい金融商品と言えます。

学資保険が必要な理由は、現在、必要とされる学費の相場などから考えると、その必要性は明らかと言えます。
一般の公立学校を順当に卒業しても大学卒業までには１０００万円、私立学校を経るとすると、２５００万円はかかるのが現在の学費の「相場」です。
このようなお金を必要な時期にすぐに用意するということはかなり困難ということができます。

特に、大学進学については、お子さんが将来どのような大学に進学するかは、適性（理系か文系か、あるいは美術系かなど）学力などさまざまな要素を２０歳前後の時に組み合わせて判断することとなります。
その結果、意外な学費がかかってしまうこともあります。

学資保険はお子さんに万が一のことがあった際にも役立つタイプのものもあります。
一般に保障型と呼ばれ、お子さんに事故による障害、万が一の死亡があった場合に保障があるタイプの学資保険があります。
このようなタイプのものを利用することでお子さんが成長していくところを安心して見守ることができると言えるでしょう。
このようにして学資保険は将来のお子さんの学費を確実に捻出するという意味とともにお子さんに万が一のことがあった際の保障として役立つという意味でとても有益ということができます。