学資保険は、お子さんの将来のためにはとても意義のある保険ではありますが、契約期間は１０年以上となり、継続して１万円から２万円程度のお金を積み立てていかなければならないため、家計にとってとても大きな負担となります。
家計にとってどうしても大きな負担となってしまう学資保険の掛け金を上手に節約するための方法としては、どのような方法があるのでしょうか。
学資保険の掛け金を節約するための方法としては、まず、可能な限り、年払いをしてしまうことが効果的な方法です。
年払いにすると多くの場合には割引が適用となりますので、掛け金は少なくなります。
例えば、ボーナスが入った場合には、一括して支払うこと（１年分は難しくとも半年分など）によって学資保険を節約することにつながります。

次に、保険の内容を見直すということが考えられます。
学資保険の契約内容を見てみましょう。
お子さんの万が一（死亡・障害など）の場合の保障についても契約内容とはなってはいないでしょうか。

お子さんの万が一の場合に備えた保障を含む学資保険を「保障型」と呼びますが、この保障型に加入していると、どうしても毎月の掛け金は高いものとなってしまいます。
そこで、このような場合には、保障型から、学費捻出だけを目的とした純粋な貯蓄型へと見直しをされることで毎月の掛け金を大幅に減らすことが可能となります。
さらに、もし可能であれば、すべての保険料を一括で支払うことで大変な割引となり、将来の返戻率が１３０パーセント程度にまで跳ね上がるものもあります。
長い保険契約の期間中に相続等により遺産を得たなどの事情がある場合には、一括して保険料を支払う（全期前納）をすることが大変な保険料の節約となります。

このように、学資保険の支払額を節約するための方法はいくつか考えられますが、第一には、保険契約の内容を見直すことが効果的な方法ということができるでしょう。
また、独立のファイナンシャルプランナーに相談することも効果的です。