こどもの教育資金を学資保険で対応
お子さんを教育していくためには、非常に多額のお金が必要となります。
教育資金として特に、大きな負担となるのは、「大学・私学・留学」の3つと言われ、三大教育資金などと呼ばれることもあります。
留学は数としては、あまり一般的ではないかもしれませんが、大学進学、特に、私立大学への進学は今日、とても一般化してきています。
そのため、「大学・私学」という進学費用は可能な限りお子さんが小さいうちから(できればお子さんが生まれた時点から)貯めていくということが望ましいということができます。
子どもの教育資金を確保するためのひとつの方法として学資保険を利用するという方法がおすすめできます。
学資保険を利用して教育資金を確保することには、以下のようなメリットが挙げられます。
まず、商品として、お子さんに万が一のこと(死亡・事故による障害など)があった場合
にその保障も含んだ商品を選ぶことで実質上、生命保険とセットで学資を貯めることができます。
必要な契約が少なくなり、手続きの手間などを少なくすることができます。
次に、多くの学資保険においては、保険の積立の途中で家計の大黒柱の方が亡くなられた場合などには、以後の支払いは免除になりつつも、教育資金は支払ってくれるという「保障」がついています。
そのため、しっかりと保険料を払っていれば、保険の掛け金が支払えない事態となっても、学資を受け取ることができます。
さらに、保険の掛け金は税金の控除の対象となります。
このようにメリットが多いのが子どもの教育資金を学資保険で貯めることの大きな特徴です。
ただ、デメリットとして、元本割れをしやすい商品が多いことや、10年・15年という期間の契約において、インフレが起きてしまっても支払額は固定化されているという点等がデメリットとなります。
学資保険で子どもの教育資金を確保されるにあたっては、そのメリットとデメリットをしっかりと把握されて利用されることがとても大切と言えます。