学資保険の見直しする箇所
保険商品は、年々より新しいもの発売されています。
学資保険もこの例にもれず、新しい商品がどんどん開発、発表されています。
保険はあくまでも一種の「商品」ですので、より良いものが発売されれば、そちらに乗り換えること、つまり、「保険の見直しをする」ということを検討されることが賢い消費者ということができるでしょう。
では、具体的には学資保険を見直される際にはどのような点がポイントとなるのでしょうか。
一般的な目安のポイントとしては、返戻率がより高い商品が発表された場合に見直しを検討されることがおすすめできます。
学資保険は将来、お子さんが進学される際の学費に充てるという意味で目的が非常にはっきりした商品です。
つまり、保障内容は商品ごとにそれほどの違いはありません。
そして、その特徴は貯蓄型であること、つまり、コツコツと貯金をするというタイプの商品であることが大きな特徴です。
そのため、より大きなお金を貯めることができる商品が発表された場合に見直しを検討されることが効率的な方法ということができます。
具体的には返戻率、つまり、利率が高い商品が発表された際に見直しを検討されることが大きなポイントということができるでしょう。
では、見直しの際には従来の契約を解約して、新しい契約をすることが良いのでしょうか。
この具体的な見直し方法については、「払済」(はらいずみ)という方法を採ることがひとつの方法としておすすめできます。
つまり、現時点で支払いを頭打ちとして、以後の支払いをしないという方法です。
これにより従来の契約をゼロとすることなく、新しい商品へ加入することが可能となります。
他にも「減額」という方法もあります。
ただ、注意したいのは学資保険の見直しは慎重に行う必要があるということです。
新しい金融商品が発売されても、本当に良い商品としてずっと利用されていく商品はごくわずかです。
見直しはある程度実績ができている商品を対象に検討されることが大切です。