貯金をするより学資保険の方が魅力的
お子さんの将来の進学のための資金を貯めるというのは、親の一つの義務ということも出来るのではないかと思われます。
子供が何かを学びたいと思い、必死で勉強して結果を出したにも関わらず、「お金がない」という理由から、進学を断念させてしまったとしたらその子はその後、人生において、もはや努力するということをやめてしまうかもしれません。
働きながら学費をまかなう「勤労学生」は一見すると美しいものではありますが、実際には新聞配達などは、非常に忙しく、過酷な労働環境であり(雨風、雪の日でも配達はします)働きながら本気で勉強をするなどということは困難です。
ある程度、子供の将来の進学のために学費を貯めてあげることは親としての責務ということができます。
このための方法として、学資保険と貯金という方法が考えられます。
学資保険は保険のセールスマンなどが巧みにセールストークをして、「貯金よりも良い」ということを盛んに言いますが、本当にそうなのでしょうか。
まず、将来のために学資を継続的に貯めるという決意をなされて、毎月定期預金などで貯めておけば、学資保険ではなくとも当然にお金は貯まっていきます。
しかし、学資保険には貯金にはないメリットがあります。
それは、「多くの学資保険では保障が付帯している」ということです。
つまり、万が一、保険の支払いをされる親御さんが亡くなられてしまった場合であっても、それまで保険料を払い続けていれば、以後の保険料支払いは免除となるとともに、進学の際には支払を受けることができるという保障が付いているということです。
この点は貯金にはない極めて大きなメリットと言えます。
また、税金の控除となるという点も貯金にはないメリットと言えます。
貯金はしても税金の際に考慮されませんが、保険料を支払っていれば税金の計算で考慮されます。
このような点が貯金よりも学資保険がおすすめすることができるメリットということができます。